久しぶりの青空につられて、窓から見える紙くず、ペットボトル、空き缶などを拾い集めに庭に出ました。毎年雪の溶けたあとは沢山のゴミが出てきます。気にはなっていたのですが気温が上がらず、青空にも恵まれず、今日までのびのびになっていて、気がかりな数日間でした。
今日の庭先は、咲いたばかりの福寿草やクロッカスも賑やかに朝日に映えています。ほんの15分でも、ゴミ袋が半分近くまで埋まってしまいました。強風も吹く春先はいつの間にか汚れてしまうのです。自然の事とはいえ、いつも気にかけていたいものです。
今でこそ、この様なことを書いていますが、昨年は、過去30年はというと果たしてどの様な日々だったのでしょう。窓の外の風景にはほぼ無頓着、雪が溶けた、桜が咲いた位であまり記憶に残っていないというのが、正直な感想です。その間、何を何処に意識が向いていたのでしょう。同じような日常があったはずなのに・・・ 今更こんなことに気づくなんて。
やはり、自分自身の意識の置き方で見える世界が違って来るのですね。なにが、誰が、正しいではなく、どの様な考えと行動で過ごして行くかが問われる時期になりました。こんなことを考えながら、一年間を過ごして来れたことはとても良かったことですし、自分自身には本当に必要な体験と経験だったのでしょう。
窓の外にもうゴミは見当たりません。行き交う車の騒音もなぜか今日は軽やか、頬にふれる風もいつもより暖かくさえ感じます。訪れる鳥たちは幾種類いるのでしょうか。
見るたびに違う鳥達が枝に止まっています。今度はバードウォッチングでもしてみよう。出来れば写真も撮りたいのですが、なかなか撮らせてくれません。
でもいつかチャンスは来るはず・・・