生年月日から年齢を求めたり入社日から勤続年数を求めたりするときなど、開始日と終了日の2つの間の期間を求めるには、DATEDIF関数を使用します。この関数は一覧には表示されませんのでキーボードから入力します。
DATEDIF関数
生年月日(C列)を元にして、D1セルの日付時点での年齢を求めるには、D4セルにDATEDIF関数を入力し、D4セルの内容をD10セルまでコピーします。
これでD4セルからD11セルには年齢が表示されますが、今回の関数式は次のようになります。 =DATEDIF(C4,$D$1,"Y")
書式
=DATEDIF(開始日,終了日,単位)
開始日・・・期間の差を調べる最初の日付が入力されたセル)
終了日・・・期間の差を調べる最後の日付が入力されたセル)
単 位・・・期間を返すときの単位
単位の種類
"Y" ・・・・・・・・・期間の年数
"M"・・・・・・・・・期間の月数
"D" ・・・・・・・・・期間の日数
"MD"・・・・・・・・ 期間の日数(1か月未満の日数)
"YM" ・・・・・・・・ 期間の月数(1年未満の月数)
"YD" ・・・・・・・・ 期間の日数(1年未満の日数)
この関数は、各種名簿の作成などで使いみちの多いものとなりますので、覚えておくととても便利に活用できるでしょう。