お天気に恵まれたこどもの日、じっとしている事が出来ないのは子供も大人も同じです。久しぶりにバスと地下鉄でお出かけです。郊外に出かける人ばかりかと思えば、大通り公園も人の波。当然ベンチには座れませんでした。
テレビ塔の下で満開の桜を撮りましたが、人が多くて真上に向けてシャッターをきるしか方法がありませんでした。この時期ここからシャッターを切るのは、永年この街に住んでいますが初めての事です。いかに地元を知らないかと言うことですね。
孫ははしゃぎまわりますが、とてもついて行くことが出来ません。噴水の冷たい水に足を入れ、大いに満足したようです。足取りは軽くなるばかりで後追いの連続です。
次は地下歩行空間を札幌駅に向かって歩き、赤レンガテラスから北海道庁の前庭で桜を、と思いましたが孫はまっすぐ赤レンガに突入。初めて北海道庁旧本庁舎の内部を鑑賞することになりましたが、今日は初めて体験することばかりです。
改めて、北海道の歴史と先人の苦労を感じさせていただきました。大人達だけでわざわざ訪れる事はなかったでしょう。大きなアンモナイトがあったり、大きなエゾシカのはく製があったり、先住民族の衣装や北方領土の地図とビデオなども現状を知る良い機会になりました。
思わぬ学びが子供の記憶の中に、しっかりと刻み込まれた事と思います。また、いつも赤レンガと呼んでいる建物の正式名が「北海道庁旧本庁舎」と呼ぶことなどは孫からの学びです。
全てが歩きで体力的には厳しい行程でしたが、周囲に喜ぶ人が増えるのはとても嬉しい事です。この様な小さな経験・体験の積み重ねを今後も大切にして行きたいと考えていますおせっかいにならず、放任にならない関係性の構築が今後の大きな課題です
事あるごとに、様々な気付きを与えてくれる孫にも大いに 感謝!