LANケーブルによる接続は、Wi-Fiとは異なり電波を使わないので近くのルーターやノイズによる電波干渉を受けないために、すでに10Gbpsの規格が実用化されています。そのために高速な通信環境を実現することが簡単に出来ます。
有線LANのメリット
速度比較の一例ですが、同じネット回線を有線、Wi-Fiで接続したときの回線速度ですが送信についてはあまり差は出ませんが、受信に関しては明らかに有線の方が高速です。さらにセキュリティ上のリスクがとても低くなります。
有線 受信 | 有線 送信 | Wi-Fi 受信 | Wi-Fi 送信 | |
1回目 | 635.1 | 178.9 | 147.9 | 195.5 |
2回目 | 487.4 | 174.1 | 174.3 | 197,9 |
3回目 | 647.4 | 182.4 | 188.5 | 205.7 |
平 均 | 589.9 | 178.4 | 170.2 | 199.7 |
また接続設定はとても簡単で、パソコンとルーターを接続ケーブルでつなぐだけで使用可能になりIPアドレスなどはルーター任せで十分です。
有線LANのデメリット
有線LANのデメリットはケーブルの取り回しが煩わしいのが一番です。さらに2階や3階へのケーブル配線もなかなか難しい状態になります。さらに最近増えてきていスマホやタブレットでのネット接続が難しいのが最大のデメリットになっています。
ただし、最近のルーターは有線・Wi-Fiが共に使用できるものがほとんどですのでメインのパソコンは有線、スマホやタブレットなどはWi-Fiでネット接続するのが一番便利です。
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